行ってきました、はるばるPuerto Ricoまで!Los AngelesからMiami乗り継ぎの飛行機で約9時間30分。L.A.出発便が4時間以上も遅れ、真夜中の12時半にようやく離陸したものですから、とっても長く感じられました。しかしバスケットボールに関する旅でしたし、初めて行く場所にはやはり興味津々!道中の疲れも吹き飛んでしまいました。
Puerto Ricoの中心地、San Juanに降り立ったのは午後の1時過ぎ。機内から一歩足を降ろすと、湿気の帯びた熱風が感じられました。真っ先に思い立ったのは、日本でいえば沖縄という印象。Puerto Ricoは四方を海で囲まれ、内陸は自然がいっぱい。また中心街は夜中の2時、3時過ぎまで開店しているところも多かったので、私にとっては沖縄の那覇市にたどり着いた感がありました。
早速レンタカーを借り、車を動かし始めたまでは良かったのですが、標識を見ると読めない字ばかり。それもそのはず、スペイン語を基本的な共通語としているこの国ですから当たり前といえばそれまでなのですが、もう少し英語表記があると思っていたので、ちょっとあわててしまいました(笑)東か、または西に向かって走っているのか、交通標識に書かれたスペイン語を頭に叩き込むまでは、少々時間がかかってしまいました。
今回はSan Juanの隣町Carolina、そして車で一時間少々走ったところにあるGuayamaで、プエルトリコのバスケットボールを観戦することができました。この時期、プエルトリコではすでにプレイオフ・シーズンを迎えており、セミ・ファイナルへの可能性がほとんどなくなったCarolinaでの試合は、お客さんも少なく寂しいものでした(プレイオフ出場チームが10試合を戦い、勝率の高い4チームがセミ・ファイナルへ進むことができます)しかしGuayamaは勝ち星を重ねていて好調なこと、また我が街のチームという意識がとても高いようで、非常に盛り上がった試合になりました。
海の近くにある街Guayamaは、マクドナルドといったファースト・フードのお店が数軒あるだけで、これといった名所や地域の特産物もないように思われました。実際に調べてみると街の人口は44、000人ばかり。しかし夜8時30分の試合時間が近くなってくると、どこからともなく親子連れを中心とした多くのファンが、体育館に詰め掛け始めました。
試合会場となったDr. Roque Nido Coliseumは、決して大きい施設ではありませんでしたが、典型的な日本の競技者向けの体育館、つまり「スポーツをする人」のために作られたものではなく、観客(見る人)にも配慮した作りとなっていました。また試合中のサンバのような、太鼓とラッパを用いたラテン系の応援が、これほどバスケットボールに合うものとは思いませんでした!
今回チームのオーナーや関係者とも話をする機会があったのですが、プレイオフに入ってから4名のNBAレフリーをこのリーグに招いているとか。私もどこかで見た顔だと思ったのですが、試合を吹いていた1人は現役のNBAレフリーでした。数年前からこの方式を導入したようですが、NBAのレフリーが加わることで国内のレフリーの育成はもちろんですが、試合の流れが安定するようになり、競技力の向上にもつながっているそうです。
「百聞は一件にしかず」とはいいますが、体育館の外見からは想像できないほど中身の濃い、またその土地土地のバスケットボールがあるものだと感じました。おそらく二度とこのプエルトリコに来る機会はないと思いますが、バスケットボールのみならず、この国の文化や習慣を少しでも垣間見られたのは、私にとって貴重な経験となりました。出張ではありましたが(笑)、やはり旅はいいものですね!(TONKICHI)


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